2008年10月26日 (日)

新ブログ 『久禄寺』 建立

皆さん、こんにちは。

また、思いつきで、新しい『久禄寺』を建立いたしました。

読み方は、「クロック寺」です。 siegel's HOPEとは、・・・。

読んで字のごとく、これからJw_cadのクロック操作にのめり込む方のために、

また、もう既にのめりこんでいる方のために、私 『特有クロック党』党首が、

クロック関連の事を徒然なるままに書き記していこうと思います。

さて、何から書き記していこうかな。 まず、ネタはあるんだろうか・・・?

なぜ、下記の設定なのか?を、追々説明できればと思っています。

Settei2

AC_COM =  2   240   240   240    80    80    250    0 ( ①番目を 2 )

この設定こそ、『特有クロック党』推奨仕様なのです。

※『久禄寺』の記事は、昇順(古いものが上)にしました。(2013/08)

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2008年10月27日 (月)

起動画面

まずは、私のJw_cad 起動画面です。

コマンドボタン類は、一切表示していません。(その必要が無いので)

初期コマンドは、AUTOモード設定。(下記⑤番目を 1)

S_COMM_2 =     0 -100   31    1    1    0    1    1    1

Kidogamen640_2

ユーザー設定ツールバーには、[AUTO・開く・上書] を表示しています。

このAUTOボタンは、クリックするためではなく、AUTOモード内か、外かを

視覚的に見極めるための表示です。(詳細は、追々説明していきます。)

Toolbar_2

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2008年10月28日 (火)

第1章 AUTOモード-1

 クロックメニューの話題に入る前に、まず、AUTOモード操作から話をします。

先のJw_cad 起動画面で、コントロールバーでは、[ クロックメニュー(1) ] の

【AUTOモード】で起動している事を示しています。(S_COMM_2 = ⑤番目を 1)

新規起動の場合や、ニュートラル状態に戻る場合も、左AM9時 [AUTO]です。

Autokido_2


 左下のステータスバーには、AUTOモード操作の指示を待つ難解な"暗号"が

記されています。(故に、数種のコマンドボタンを押さずとも作図ができるんです。)

Automodesyurui

 ↑は、マウスで指示する場所と(L)クリックや、(R)クリックの使い分けで作図が

できる事を表しています。(この暗号読解を経て、作者様の苦労が慮れるかも・・)

(L)free:+/○ は、任意点での(L)クリックで、水平・垂直、斜線、円コマンドと、

線:線編集 は、線の(L)クリックで、線の編集(消去、コーナー、伸縮)コマンドと、

(R)Read:+/○ は、読取点での(R)クリックで、水平・垂直、斜線、円コマンドと、

線:複線 は、線の(R)クリックで、複線コマンドと、

無:□ は、何も無い所での(R)クリックで、矩形コマンドと、同じ機能になります。

 と記しているんです。 (但し、○ の場合、(L・R)共、Wクリックです。)

従って、通り芯->壁->柱->建具開口->包絡(AUTOモード外)又は、

消去・伸縮・編集により、"遥か遠い所"のコマンドボタンを押すことなく、画面から

眼をそらさず、設計作業に集中できるのが、AUTOモード操作の最大の利点です。

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AUTOモード-2

 AUTOモード操作を紹介していきますが、我々は、標準クロックメニューを捨て、

自分流にカスタマイズできるAUTOモードクロックメニューの作図にしています。

そこで、まず、[76:方向変更] を左AM11時に設定することを推奨しています。

この[方向変更]は、環境設定初期値で、KEYSP = 76 (SPキー対応の番号)と

同じ動作となりますので、とても重宝するクロックコマンド(割込操作)になります。

一般(2)は、□標準クロックメニューをAUTOモードクロックメニューにする。

AC_COM =   2   240   240   240    80    80    250    0 ( ①番目を 2 )


1.AUTOモードで「線(/)」を書く

 任意点(L)クリックし、マウスの移動で、コントロールバーの表示が「線(/)」

 コマンド表示に切り替わり操作ができますが、ユーザーツールバーの[AUTO]

 表示は、起動時の表示のままですので、あくまでもAUTOモードコマンドで、

 線(/)コマンドでは無いことを示しています。

 Senhiki_3

 水平・垂直と斜線の切替で、遠い所のコントロールバーの[ □水平・垂直 ]を

 クリックするようでは、作図画面から眼を離すことになり、思考が途切れます。

 この場合、左AM11時 [方向変更]ドラッグにて、簡単に切替が可能なのです。


 ---続く---  (線一本引くのに1ページでは、先が思いやられます・・・?)

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AUTOモード-3

 AUTOモードで、「線(/)」の作図中に「線色・線種」を変更する場合でも、

視認のための「線属性」ツールバーなどをクリックするようではいけません。

「線(/)」コマンドの特有クロック 左AM0時 [-線属性設定-] ドラッグにて

「線属性」ダイアログを開き、右クリック一発で、線色・線種を変更できます。

S_COMM_8 =   111    0   11    2   10    1    1    1    0 ( ⑧番目を 1 )

Sensyuhenko

S_COMM_0 =    00    10035    A2    1    1   -130    1    1    100

また、環境設定にて、上記の⑥番目を -130 のように

「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替距離」に (-値) を設定した場合、

この値の絶対値以上ドラッグすると、「線」の場合、次のようになります。

左AM1~9時で、線色変更、10時で線属性ダイアログ表示

左AM11時 で、「線幅・実点半径を画面表示倍率に比例して描画」の切替    

右AM1~9時で、線種変更、10時で線属性ダイアログ表示

(他に、複線、面取、分割、属性変更、矩形、円、2線、中心線、連線、点、
 接線、接円、ハッチ、建具平面・断面・立面、多角形、曲線コマンドも同じ)

Sensyokuhenko

このように、ツールバーなどを、クリックしない「久禄道」を追求していきます。

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AUTOモード-4

2.AUTOモードで「円弧(○)」を書く

 任意点の場合は、左Wクリックすると、ステータスバーメッセージが「円位置

 を指示してください」に変わり、コントロールバーの表示が「円弧(○)」コマンド

 時の表示に切り替わります。読取点の場合は、右Wクリックです。

Ensakuzu

 円/円弧の切替も、コントロールバーの [□円弧] をクリックするのではなく、

 左AM11時 [方向変更]ドラッグや、「円弧(○)」コマンドの特有クロックの

 左PM1時 [■円弧] ドラッグにて、円/円弧の切替ができます。

Enkokirikae_2

 また、「円弧(○)」の特有クロック 左PM2時 [■終点半径] にて、

 終点による半径決定円弧が作図できます。

※現時点で、前回の半径数値が入力されている場合の(無指定)選択が

 クロックでできません。 「矩形(□)」の場合は、左PM2時 [0,0] でOK。

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AUTOモード-5

2.AUTOモードで「円弧(○)」を書く  ---続き---

 例えば、「任意線分ABを直径とする円」をAUTOモードで書きたい場合には、

 端点Aの右Wクリックで円を書き始め、Shift+左AM11時(又はSPキー) にて

 (中心点/円周点)の「基点」の切替をし、端点Bの右クリックで確定できます。

Senbunchokkeien1

Senbunchokkeien2

Senbunchokkeien3_2

※この中心点/円周点の基点変化の動きが、cadっぽくて私は、好きです。

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2008年10月30日 (木)

AUTOモード-6

3.AUTOモードで「矩形(□)」を書く

 近くに線・円・点などが無い場所で、右クリックすると、ステータスバーの

 メッセージが「始点を指示して下さい」に変わり、コントロールバーの表示が

 「矩形(□)」コマンド時の表示に切り替わります。寸法を指定しない時は、

 始点と終点、指定する時は、基準点と矩形の位置をクリックする。

Kukeisakuzu

 寸法指定の矩形配置で、[傾き]の 0°/90°切替においては、決して数値入力

 などせずに 左AM11時 [方向変更]ドラッグにて、 0°/90°の切替をします。

Kukei90henkan

 また、前回の寸法値が入力されている場合、(無指定)とするには、

 左PM2時 [0,0] にて寸法[   ]ボックスの数値が空欄になりますので、

 新規数値入力をします。(絶対にコントロールバーには手を伸ばさない事!

Kukei0_0kirikae

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AUTOモード-7

3.AUTOモードで「矩形(□)」を書く  ---番外編---

 AUTOモード操作とは、直接関係ありませんが、「矩形(□)」の番外編として

☆鉄骨のUコラム□-300×300×6、R=15)の一発作図を紹介しましょう。

 Kolumkaki

 寸法ボックスに[ 300,300] 、多重ボックスに[ -6,15 ] と入力します。

 [ -6,15 ] の左側 (絶対値の厚み)、右側 (半径の丸面値)を示す。

Columnyuroku

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AUTOモード-8

4.AUTOモードで線を消す

 消したい線・円・円弧を左クリックで指示すると、選択された線・円・円弧が

 選択色で表示される。

Autosyokyo1

 すると、ステータスバーのメッセージが下記のように変わります。

Syokyostatusbar

 任意点間なら(L)(L)にて、読取点間なら(R)(R)にて、その間の部分消しが、

 選択された[同一線]を(R)クリックで指示すれば、線・円・円弧が消去されます。

Autosyokyo2_2

 Version6.11では、線・円上での読取点の範囲外で、(L)→(L)→(R)クリックにて

 「節間消し」ができるようになりました。「節間」とは、交点~交点の間です。

Setukankesi_2

十字交差の場合の「節間消し」では、T字の「伸縮」と同じ結果にもなります。

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2008年10月31日 (金)

AUTOモード-9

5.AUTOモードでコーナー処理をする 

 コーナー処理したい線・円弧の一方を左クリックで指示して選択色に変え、

 他方の線・円弧を左クリックして指示すると、2線のコーナー処理が行われる。

Cornersyori

6.AUTOモードで伸縮する 

 伸縮したい線・円弧を左クリックで指示して選択色に変え、基準とする線・円弧

 を右クリックして指示すると、その線・円弧まで伸縮する。

Sinsyuku

 また、線・円弧を単純に目的点まで伸縮させるには、伸縮したい線・円弧を

 左クリックで指示し、線・円弧の範囲外で左クリックすると伸縮待ちになり、

 目的の伸縮点を(L)または(R)クリックすると、その位置まで伸縮します。

Sinsyuku2

※注意点は、伸縮したい線・円弧の最初に指示した部分が残るように伸縮

 されますので、指示位置を間違えないようにしてください。

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AUTOモード-10

6.AUTOモードで複線を書く

 複線の基準となる線・円・円弧を右クリックで指示して選択色に変えると

 「複線」コマンド時の表示に切り替わり、コントロールバーの「複線間隔」に

 複線間隔を入力すると、マウスカーソルのある側に複線が仮表示されますので、

 基準線を挟んで作図側を左クリックすれば、複線が確定します。

 前回値を踏襲するなら、作図側を右クリックし、左クリックで複線が確定します。

Fukusen

 複線を「端点」指定して作図したい場合は、仮表示中に始点がfree点なら、

 左AM3時【端点指定】、Read点なら、右AM3時【端点指定】にて作図開始する。

 Tantensitei

 図面内の「複線間隔」を取得するには、基準線指示後、間隔取得したい線上で

 右PM1時[間隔取得]ドラッグ、間隔線左クリックで、複線間隔が取得されます。

Kankakusyutoku

 

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第2章 My Clock Menu-1

 AUTOモード操作説明の次は、本題のクロックメニューの話題に入ります。

クロックメニューには、標準クロックメニューAUTOモードクロックメニューがあり

ますが、前にも言いましたように、我々は標準クロックメニューを捨てて、自分流

にカスタマイズできるAUTOモードクロックメニューを推奨しています。

クロックといってもコマンドのクロックと、コマンド毎に出現する特有クロックが有り

ますが、特有クロックは出たとこ勝負と割り切り"楽しんで"いきたいと思います。

 下記は、私の クロックメニュー(1)(2) の内容です。(10/31/'08 現在)

Clock1

Clock2

※第2章は、私の時間割で、コマンド&特有クロックの関係を説明していきます。

 皆さんの時間割等の参考になれば幸いです。 ---テーマが壮大に(^_^;)---

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2008年11月 1日 (土)

My Clock Menu-2

0.左AM0時[*文字] コマンドの場合-1

 クロックメニュー(1) (LD_AM) の左AM0時から、時計廻りに書いていきます。

S_COMM_0 =    00    10035    A2    1    1   -130    1    1    100 

「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替距離」に (-値) を設定した場合、

この値の絶対値以上ドラッグすると、【文字コマンド】では次のようになります。

左AM1~10時で、文字種変更、11時で文字種設定ダイアログ表示

右AM0、2、3、4、6、8、9、10時で、文字基準点を直接変更

右AM7、11時で、文字基準点を(中中)にする

右AM1、5時で、基準点変更ダイアログ表示 になる。

 それでは、基点(左下)の既存文字列を、基点(左中)に変更する場合には、

文字列を左AM0時[文字]にドラッグし、右AM9時[基点(左中)] ロングドラッグ

{(1)(2)の切替距離以上ドラッグする事を示す。}にて「基準点変更」ができます。

Mojisentaku_4 Mojikitenhenko_3

 下記のように、文字・寸法に [4] を指定すると文字・寸法値の移動状態の時に

左ロングドラッグで移動方向(X、Y、XY、任意方向)の指定になります。

#            AUTO , 線  , 矩形 , 円弧 , 文字 ,  点  , 寸法 , 2線 ,中心線, 連続線
COM_RV01=   0      3       3     3       4       3       4       3       3       3

Mojiido

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My Clock Menu-3

0.左AM0時[*文字] コマンドの場合-2

・文字を入力する時の特有クロック

 左AM0時[文字貼付]  →文字入力時、既に書かれた文字上でドラッグ

 左PM1時[■水平]   →□水平 チェックと同じ機能

 左PM2時[■垂直]   →□垂直 チェックと同じ機能

 左PM3時[■任意方向]→角度[**]数値、左PM0時【角度±反転】→±反転

Mojisuichoku

・既に書いてある文字に対しての特有クロック 

 左AM5時[文字種変更]→文字種変更(左AMロングドラッグで文字種変更後)

 右AM0時[文字消去]  →文字上でドラッグ(文字位置指示後入力は、不可)

Mojisyuhenko

・文字選択の場合の特有クロック

 左AM0時[選択確定]     →文字の範囲選択後の選択確定 

 左PM5時[同一文字種選択]→同じ文字種の選択は、その文字上でドラッグ

Mojisyusentaku1Mojisyusentaku2

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My Clock Menu-4

1.左AM1時[*線] コマンドの場合-1

  標準クロックメニューのなごりか、左AM1時*線」コマンドを仕込んでいます。

 AUTOモードで「」は引けるのに、"なぜ?"と言われるでしょうが、その答えは

 保留にして、AUTOモードの"線引き"と、「*線」コマンドの"線引き"との違いを

 特有クロック絡みで、説明してみましょう。 (大した事では無いのですが・・・)


 ※「任意線分ABから点Cに垂線を引く」時、AUTOモードの場合は、線分AB上

 で右AM0時ドラッグの場合、[円周1/4点(1/8)点]となり、垂線は引けません。

 左AM1時[*線]コマンドからは、ドラッグ点が始点の書き始めとなりますので、

 右AM4時[戻る]でクリアーし、線分AB上の右AM0時[鉛直・円周点]ドラッグにて

 線分AB線上のラバーバンド状態から、点Cの(R)クリックで、垂線が確定します。

Autosuisen_3    Sensuisen

  AUTOモードで、逆に点Cから書き始め線分AB上で、右AM0時[鉛直・円周点]

 なら垂線の作図が可能。 また、点CからAB上で右PM1時[鉛直角]の行方は?

Autosuisen_gyaku_2線分ABが水平な場合、点Cから

垂線を引き始め、線分AB上で

右AM0時[線・円交点]ドラッグで、

線分上で、垂線が確定します。

 やはり、永遠と ---続く---

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2008年11月 4日 (火)

My Clock Menu-5

1.左AM1時[*線] コマンドの場合-2

・線を引く時の特有クロック (ロングドラッグなどは、AUTOモード-3 参照)

 左AM2時[●---] →始点に●---付線

 再度   [---●] →終点に---●、再・再度 [●--●] →両端に●--●付線

 左AM3時 [<--- ] →始点に <---付線

 再度    [ --->] →終点に --->、再・再度 [ <--> ] →両端に <-->付線

   Sitenmaru_4 Syutenmaru_3 Si_syutenmaru_3

 左AM4時[寸法値] →線分に寸法値、再度[下寸法値] →線分の下に寸法値

Sunposen1_2 Sunposen2_2

 左PM0時【角度±反転】→入力値の±反転

 左PM1時[■矩形]    →□矩形にチェック(線<->矩形の切替

 左PM2時[15度毎]    →□15度毎にチェック

 左PM3時[■水平・垂直]→□水平・垂直にチェック(斜線→水平・垂直のみ)

15dogotoSuihei_suichoku

我々は、水平・垂直と斜線の切替は、左AM11時[方向変更]を推奨しています。

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My Clock Menu-6

2.左AM2時[*円・円弧] コマンドの場合

 標準クロックメニューのなごりか、左AM2時*円・円弧」を仕込んでいます。

AUTOモードの「」と「*円・円弧」の違いは、AUTOモードの左Wクリックの円は

読取点中心の円が書けませんので、右Wクリックで入るという事ぐらいです。

特有クロックは、左AM0時[-線属性設定-]や、左PM0時【角度±反転】などです。

(ロングドラッグなどは、AUTOモード-3 参照)

Daenkakudohanten

特有クロックとして、左PM1時[■円弧]がありますが、左AM11時を推奨。

円周の1/4(1/8)点から円を書くには、右AM0時[円周1/4(1/8)点]にてスナップ。

Enenko_kirikae_2Ensyu1_4_7

☆クロックの話題では、ありませんが、「鋼管」を一発で書く場合は、

Kokan_7 半径ボックスに[300]、多重円ボックス[-6]入力

これは、数値が[-値]の場合は、その絶対値が

多重円半径と内側円の半径のである二重円

が作図されます。

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My Clock Menu-7

3.左AM3時[包絡] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左AM3時包絡」を仕込んでいます。

 包絡コマンドに入りますと、ステータスバーは、下記のように変化します。

 Horakucomand

 (L)包絡処理は、当然ながら、(R)範囲内消去 (L←中間消去)とあります。

 (R)範囲内消去は、包絡コマンドですが、選択範囲内を右クリックする事で、

 建具属性(包絡対象外設定)以外の図形等が消去できます。

 但し、「範囲コマンド」の切り取り選択のような厳密な範囲選択ではありません。
 (始点・終点の右クリックは、読取り点の右クリック機能で無いため。)

Horakusyokyo

 (L中間消去)は、[包絡]コマンドで、包絡処理範囲の終点指示の時、

 左AM9時[中間消去]ドラッグで、包絡範囲を通過している対象線が中間消去

 される。但し、建具属性で包絡対象外の直線は、中間消去されません。

Chukansyokyo_2

切断されている線分復旧させるのに「包絡」コマンド使用も便利です。

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2008年11月 5日 (水)

My Clock Menu-8

4.左AM4時[範囲選択] コマンドの場合-1

 標準クロックメニューと同じ時間に、左AM4時範囲選択」を仕込んでいます。

 このコマンドの説明は、(本音?は)避けて通りたいほど多岐に渡っています。

☆まずは私の「範囲選択、複写・移動設定」の.jwf ファイルから説明しましょう。

#         ①範囲選択のクロックメニュー左PM9時による「指定属性選択」の
#           指定属性を設定(初期値:111)
#           一位  0:無指定 1:書込線種
#           十位  0:無指定 1:書込線色
#           百位  0:無指定 1:書込レイヤ 2:書込レイヤグループ
#            |
#            |  ②複写・移動のクロックメニュー左PMの任意時間に
#            |    「書込レイヤ・線色・線種で作図」の作図属性を設定
#            |    (0:設定しない 1~12:PM1~12時に設定する)
#            |   |
#            |   | ③範囲選択のデータ選択後のクロックメニュー設定
#            |   |   (環境設定ファイルのみで設定可、初期値:11)
#            |   |   一位 0:無指定 1:データ選択後 - 左AM8時コピー
#            |   |   十位 0:無指定 1:データ選択後 - 右AM8時コピー
#            |   |   百位 0:無指定 1:AUTOモード以外のときデータ選択後
#            |   |                     左AM1時データ整理左AM2時ハッチ
#            |   |   千位 0:無指定 1:データ選択後 - 左AM4時追加範囲
#            |   |   |                             (範囲選択を追加範囲に変更)
#            |   |   |                2:複写・移動時 - 左AM4時:追加範囲
#            ↓   ↓   ↓ 
SL_SET =  111  6   1111   0    0    1

 上記のように、クロックメニューの時間割とは別に、範囲選択後のコマンドが

.jwfで設定できます。私は、左(右)AM8時に「コピ-」を設定していますので、

クロックメニューの時間割には、[75:コピー] コマンドを仕込んでいません。

AUTOモード以外からのデータ選択後に「データ整理」、「ハッチ」コマンドを、

データ選択後の左AM4時に、範囲選択を[追加範囲]に変更設定しています。

・「範囲選択」の特有クロックには、下記があります。

 左AM5時[追加範囲] → 選択範囲の追加機能(上記の左AM4時と同じ)
 左AM6時[除外範囲] → 選択範囲内の除外機能

---続く---  (次は、何から書くべきなのか・・・悩みます。)

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2008年11月 6日 (木)

My Clock Menu-9

4.左AM4時[範囲選択] コマンドの場合-2

 まず、範囲選択後どうするかというと、[属性選択]か、[属性変更]をするでしょう。

Hanisentakugo_paneru

 ここで、コントロールパネルの[属性選択]や、[属性変更]をクリックするのではなく

 下記時間割の"特有クロック"を駆使して「選択&変更」するのがスムーズです。

 いずれの場合にも、左(右)PM*時 です。この理由からも [76:方向変更] は、

 左右の PM に仕込むとバッティングする事が解かると思います。

・[属性選択]の特有クロック一覧  (『精進寺』のクロックメニュー一覧より)

Zokuseisentaku

・[属性変更]の特有クロック一覧

Zokuseihenko

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2008年11月 7日 (金)

My Clock Menu-10

4.左AM4時[範囲選択] コマンドの場合-3

 ここでは、範囲選択に関連する特有クロックの説明をしていきます。 

 範囲選択中に、左AM5時[追加範囲]、左AM6時[除外範囲]にて追加や除外が

 できます。(SL_SET = の③番目の設定によっては、左AM4時[追加範囲]も可)

Tuikahani

 SL_SET = の③番目の設定 により、左(右)AM8時[コピー]ができますので、

 右AM8時であれば、基準点からのドラッグにより、貼り付け時の基準点に

 合わせられます。私は、隣の時間に 右AM7時[*複写]を設定していますので、

 図形複写の場合、範囲選択後、右AM7時[*複写]でも、右AM8時[コピー]でも

 その場に応じて"隣同士"を使い分けています。(曖昧な使い方も有・・・?)

Hanicopy_2  

 同じくSL_SET = の③番目の設定 により、AUTOモード以外から範囲選択をし、

 (一度、ダミーで左AM3時[包絡]などに入り、新ためて、左AM4時を行うなど。) 

 左AM1時[データ整理]、左AM2時[ハッチ]に入る事もできます。但し、これは

 "□コマンド選択をAUTOモードクロックメニュー"にチェックの場合は、不可

 "標準クロックメニューをAUTOモードクロックメニューにする "ならば、。 

---続く---  (範囲選択は、いろいろと書きたい事がありますね・・・。)

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2008年11月11日 (火)

My Clock Menu-11

4.左AM4時[範囲選択] コマンドの場合-4

Hanibar  

  範囲選択の場合に、□切取り選択 □範囲外選択を、クリックしがちですが、

 ここでも、左AM11時[方向変更]が重宝します。(これが、我々のお奨めです。)

 左AM4時[範囲選択]後、ラバーバンド状態で、□切取り選択は、左AM11時

 □範囲外選択は、Shift+左AM11時 にて、チェックできますので、遥か遠い

 コントロールバーに手を伸ばす必要は、全くありません。

Kiritorisentaku  

Hanigaisentaku

 ※また、「複写」などのコマンドの場合、当然ながら「範囲選択」を行いますが、

 この場合、「範囲選択」コマンドから入り、「複写」コマンドでも実行できます。

 人にもよりますが、「範囲選択先行」か「コマンド選択先行」かという命題で、

 「コピー」や「消去」は、範囲選択から入るのでしょうが、他のコマンドの場合は、

 好き嫌い以外に、長所/短所があるはずです。 (追々、検証していければ、)

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My Clock Menu-12

5.左AM5時[線種変更] -固定コマンドの場合

 左AM5時は、「線種変更」固定です。環境設定にてレイヤ変更の設定も可能

#                |    |    |   |   |   |   | ⑧クロックメニュー左AM5時の
#                |    |    |   |   |   |   |  線種変更のときにレイヤ変更
#                |    |    |   |   |   |   | (0:変更する  1:変更しない)
#                ↓    ↓    ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓
S_COMM_2 =  0  -100   31    1    1    0    1    1    1

 少ない線種変更の場合、前もって書き込み線種の「線属性」を変更すれば、

 左AM5時[線種変更]ができます。変更箇所が多い場合には、範囲選択からの

 「属性変更」がベターです。 (右PM7・8・9時 など。 My Clock Menu-9 参照 )

Sensyuhenko


6.左AM6時[属性取得] -固定コマンドの場合

 左AM6時は、「属性取得」固定です。また、左AM6時後上・下・上に、ドラッグ

 すると「レイヤ非表示化」となります。(環境設定にて表示のみレイヤ化も可)

Zokuseisyutoku

#               |  |  |  |  |  |⑦レイヤ非表示化を表示のみレイヤ化にする
#               |  |  |  |   |   |( 0:レイヤ非表示化  1:表示のみレイヤ化 )
#               |  |  |  |  |  |  2または3を記述すると全レイヤ非表示
#               |  |  |  |  |  |   を全レイヤ表示のみにする
#               |  |  |  |  |  |( 2:レイヤ非表示化  3:表示のみレイヤ化 )
#               |  |  |  |  |  |十の位に1を記述すると、左AM6クロック
#               |  |  |  |  |  |メニューの属性取得のときにレイヤ非表示
#               |  |  |  |  |  |化への切り替えを行わない
#               ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
S_COMM_4 =  3    1   0    1   0    0   3   0   10

Layahihyoujika

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2008年11月12日 (水)

My Clock Menu-13

7.左AM7時[*移動] コマンドの場合-1

 標準クロックメニューと同じ時間に、左AM7時*移動」を仕込んでいます。

 もっとも、標準クロックメニューは、「複写・移動」の兼用で切替が必要です。

 AUTOモードクロックメニューに仕込む場合には、「複写」と「移動」は、別々に

 各自の試行錯誤の末に決定されています。私は、同じ7時に右PM7時[*複写]

 を仕込んでいますが、理由は、先に書いたような使い方も可能だからです。

Ido_3

「移動」コマンドも「範囲選択」を行いますので、左AM4時[範囲選択](再度)、

 設定によっては、左AM4時[追加範囲]に、左AM5時[追加範囲]、そして

 左AM6時[除外範囲]が、また、範囲選択後、の「属性選択」「属性変更」

 有効な"特有クロック"として使用できます。範囲選択後、「基準点変更」する

 場合は、基準点上で、右AM0時[確定 基点《Read》]にて変更できますので、

 コントロールバーの[基準点変更]ボタンなど、クリックする必要はありません。

 また、左AM0時[確定 基点(free)]でも変更できますが、基点は、フリーです。

Idokakuteikiten

---続く---  (複写・移動は、範囲選択と内容がかぶる・・・。)

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My Clock Menu-14

7.左AM7時[*移動] コマンドの場合-2

 S_COMM_0 =    00    10035    A2    1    1   -130    1    1    100 

 「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替距離」に (-値) を設定した場合、

 この値の絶対値以上ドラッグすると【複写・移動コマンド】は次のようになります。

 左AM11、0、1時方向  、左AM 2、3、 4時方向、

 左AM 5、6、7時XY方向、左AM 8、9、10時任意方向になる。

  ※「移動」の範囲選択後、「基準点を変更」する特有クロック左PM4時が、

 ある角度に追従する場合、コントロールバーの[]の機能が、特有クロックの

 左PM5時[マウス角]です。基準点を変更し、[マウス角]の使用例を紹介します。

 図形を選択確定し、左PM4時[基準点変更]ドラッグ、変更基準点A (R)クリック、

 続いて、左PM5時[マウス角]ドラッグ、【元図形】角度基準点B (R)クリック、

Mausukaku

 移動先の点C (R)クリック指示、●角度点D (R)クリックにて、回転確定します。

Mausukaku2

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2008年11月13日 (木)

My Clock Menu-15

8.左AM8時[*伸縮] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左AM8時*伸縮」を仕込んでいます。

 AUTOモードでも単線の伸縮はできますが、「一括処理」を行う場合には、

 このコマンドが必要です。ここでも、コントロールバーの[一括処理]をクリック 

 などせずに、割込クロック左AM11時[方向変更]が有効です。

Sinsyukuikkatusyori

 そして、一括処理の「処理実行」は、左AM0時[処理実行]にてできます。
 または、何も無い箇所を (R)クリック 確定でもOKです。

Sinsyukusyorijiko

Sinsyukutantenido_2  

 また、「伸縮」の特有クロックには、

端点移動」があります。「伸縮」コマンドに

入り、もう一度、目的の線上での左AM8時

 ドラッグにて、「端点移動」に入れます。 (2度、伸縮コマンドへドラッグ。)

 しかし、私は、[80:端点移動]は単独に、右AM8時<端点移動>に仕込んでます。

 伸縮コマンドを2回ドラッグするよりは、より頻繁で、実践的だからです。

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My Clock Menu-16

9.左AM9時[AUTO] -固定コマンドの場合

 左AM9時は、クロックメニュー(1)(2)共「AUTO」固定です。私は、初期コマンドを

 S_COMM_2 =     0 -100   31    1    1    0    1    1    1  としていますので

 Jw_cad起動時は、既に、AUTOモードとなっていますが、他コマンドの終了時に

 必ず左AM9時[AUTO]に戻る癖がついています。これが、「ニュートラル」状態?

 とでも言いましょうか。 (しかし、勢い余った多めのドラッグもあるわけで・・・)

 この左AM9時のドラッグ量によっては、S_COMM_0 =番目(-値)指定で、

 様々な恩恵を受けるのですが、実は、災いもあります。「文字/寸法」の場合

 この絶対値以上ドラッグすれば、文字種は[ 9]に変更されますが、文字種9は、

 補助文字に割り当てられている場合が多いため、印刷時に印字されません。

 知らない内に、補助文字(大きさは同じ)で作図した悲惨な経験もしました。 

Automoji9

 この痛い経験から私は、あえて左AM9時ロングドラッグを"封印"しました。

#  ※「クロックメニューによる線色等切替え機能」の時間ごとの設定
#    環境設定ファイルでのみ設定可(環境設定ファイルへの書出不可)
#    0:無効   1:有効(初期値は全て「1」)(「#」を削除して使用する)
#    左ドラッグの時間ごとの切替え機能設定
#           0時  1時  2時  3時  4時  5時  6時  7時  8時 9時 10時 11時
LD2_RV =    1     1     1     1     1     1     1     1     1     0     1     1

Autohidari9ji

 上記にて、左ロングドラッグ9時の設定は「無効」になりますので、安心?かと。

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2008年11月14日 (金)

My Clock Menu-17

10.左AM10時[*消去] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左AM10時*消去」を仕込んでいます。

 まず、標準クロックメニューの左AM10時[消去]と、右AM10時[消去]の違いは、

 ご存知でしょうか?大きな違いは、左AMは「部分消し」で、右AMは「全消し

 です。AUTOモードクロックも同じですので、左右の違いを使い分けて下さい。

 「伸縮」と同じく、「一括消去」の場合にも、コントロールバーの[一括処理]を

 クリックせずに、割込クロック左AM11時[方向変更]が有効です。

Syokyoikkatusyori

 そして、一括処理の「処理実行」は、左AM0時[処理実行]にてできます。
 または、何も無い箇所を (R)クリック 確定でもOKです。

Syokyosyorijikko

Syokyosentakukakutei 例えば、左AM10時「*消去」コマンドに入り

左AM4時[範囲選択]、左AM0時[選択確定]

で消去できますが、普通は「範囲選択」から

右AM10時[消去]の方が手数は少ない。

※「範囲選択先行」か「コマンド選択先行」かという命題に絡むところでしょうか?

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My Clock Menu-18

11.左AM11時[方向変更] の場合

 今まで何度も出てきました左AM11時[76:方向変更]は、いわゆる【割込操作

 で、[スペース]キーの機能を兼ね備えていますが、下記の設定による所です。

#        ①[スペース]キーに対応したコマンド番号
#         ↓
KEYSP = 76

 普段、遥か遠いコントロールバーのクリックも、この「方向変更」で代用ができ、

 とても便利なのですが、この「方向変更」は、果たして「どの時間」に仕込めば、

 ベター?なのか、我々が検証してきた結果、やっと、左AM11時 にたどり着き、

 左AM11時 を推奨しています。もちろん、他の時間割でもOK?もしも、PM

 仕込みますと、「範囲選択」コマンドの、PMの特有クロック [属性選択]や、

 [属性変更]とかぶりますので、意味がありません。やはり、AM なんです。

76_clockitiran

 ↑は、『精進寺』の標準クロックメニュー「左AM」の一覧ですが、小さい文字

 が、コマンド毎に現れる特有クロックメニュー。左AMの場合、7・10・11時 は、

 特有クロックが出現しない事が解かると思います。右AMの場合は、7・10時

※ここから先は、興味のある方は、試行錯誤と研究をしてみてはどうでしょうか。
  これで、LD_AM がやっと終了。 次の第3章は、LD_PM です。 ---続く---

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2008年11月24日 (月)

第3章 My Clock Menu-19

やっと、新しい章に入ります。 第3章は、クロックメニュー(1) (LD_PM)です。

0.左PM0時[*外部変形] の場合

 デフォルトメニューと同じ時間に、左PM0時*外部変形」を仕込んでいます。

 後に出てきますが、この真上のドラッグ時間には、外部変形起動ランチャーの

 「G+」や「T_Menu」も仕込んでいます。また、良く使う外部変形は、RD_2PMに

 配置しています。また、一度使用した外部変形バッチファイルは、[200]の記述

 で、「再度実行」できますのでお奨めです。私は、RD2_PM9時に設定。

# AUTO     [ 0]  [ 1]  [ 2]  [ 3]  [ 4]  [ 5]  [ 6]  [ 7]  [ 8]   [ 9]   [10]   [11]
RD2_PM =  199  178  159   86   59  174  176  179  139  200  129  149
 (上記で、100以上の数字は、単独の外部変形仕込み。)

Gaibuhenkei_5 Saidogaihen_6  

 「外部変形」の特有クロックは、左AM0時[確定 基点]や左AM0時[点指示終了]

 左AM1時[15度毎](仮線表示状態の時)などがあります。

Gaibutensijisyuryo Gaibu15dogoto

Gaihenmenyusentaku_2

 メニュー選択は、[!1ぬ] ["2ふ] [#3あ] [$4う] [%5え] [&6お] ['7や] [(8ゆ] [)9よ]
 キーが、左から順番に、リンクしているのは、あまり知られていないかもです。
 (Jw_cad 徒然草-3 こんな数字キー操作 参照。)

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My Clock Menu-20

1.左PM1時[*線記号変形] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM1時*線記号変形」を仕込んでます。

 「線記号変形」でも、左AM11時[方向変更]にて「90°毎」の(回転角)の切替が

 可能です。また、Version6.10にて「マウス角」の機能も追加されました。

 ちなみに、Shift+左AM11時の場合、(無指定→270→180→90)の逆廻り。

Senkihenhoukohenko

Senkihensenkakudo


 しかし、斜線に線記号を配置する場合、

 手になじんだ 右PM4時[線角度] を

 使用してしまいます。どうしても

 コントロールバーの[マウス角]を

 クリックしたくないもので。(図形などの左PM5時[マウス角]と違いますね。)

 また、「線記号変形」の特有クロックには、線記号の文字入力状態の時に、

 文字コマンドと同様に、左AM0時[文字貼付] が使用可能です。

Senkihenmojitenpu

 「文字貼付」とは、画面内の文字上で、左AM0時ドラッグにて、入力されます。

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2008年11月26日 (水)

My Clock Menu-21

2.左PM2時[*図形] コマンドの場合

 標準クロックメニューに"無い"コマンド、左PM2時*図形」を仕込んでいます。
 まず、環境設定にて、「図形」の属性設定ができます。

#                ②図形のレイヤ設定
#                 ( 0:書込みレイヤ  1:元レイヤグループ   2:元レイヤ)
#                   |
#                   |③図形の線色設定
#                   |   |(0:元線色  1:書込み線色)
#                   |   |
#                   |   |④図形の線種設定
#                   |   |  (0:元種色  1:書込み種色)
#                  ↓   ↓   ↓   
S_COMM_5 =  0    0    0     0    0    1    0    1    0

 作図中は「図形」コマンドの特有クロックにて、下記のように「属性設定・作図」
 選択をした方がベターです。 (My Clock Menu-9 [範囲選択] の左PMも参照)

 左PM0時【角度±反転】    →回転角入力数値の±反転機能

 左PM1時【図形】再選択    →[図形選択]ボタンと同じ機能

Zukeisaisentaku

 左PM2時 [作図属性設定]   →[作図属性]ボタンと同じ機能

 左PM3時 [+90度毎]      →[90°毎]ボタンのクリックと同じ機能
                     (左AM11時[方向変更]も同じ→左廻り)
 左PM4時 [-90度毎]      →[90°毎]ボタンのクリックと同じ機能
                     (Shift+左AM11時[方向変更]も同じ→右廻り)
 左PM5時 [マウス角]       →[マウス角]ボタンと同じ機能 

 左PM7時 ●書込線種で作図  →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM8時 ●書込線色で作図  →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM9時 ●書込レイヤに作図 →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM10時◆元レイヤに作図   →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM11時◆元グループに作図 →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

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My Clock Menu-22

3.左PM3時[*建具立面] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM3時*建具立面」を仕込んでます。

 このコマンドの特有クロックは、なぜかありませんが、我々推奨の割込クロック

左AM11時[方向変更]なら、ドラッグ毎に、トグルで、

 横方向の基点が(左内法→中→右内法→右外側→左外側)に変更でき、

Shift左AM11時[方向変更]なら、ドラッグ毎に、トグルで、

 縦方向の基点が(下内法→中→上内法→上外側→下外側)に変更できます。

Tategukitenhenko


4.左PM4時[*建具断面] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM4時*建具断面」を仕込んでます。

左AM11時[方向変更]なら、ドラッグ毎に、トグルで、

 縦方向の基点が(下内法→中→上内法→上外→下外)に変更でき、

Shift左AM11時[方向変更]なら、ドラッグ毎に、トグルで、

 横方向の基点が(内見込→外見込→中)に変更できます。


5.左PM5時[*建具平面] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM5時*建具平面」を仕込んでます。

左AM11時[方向変更]なら、ドラッグ毎に、トグルで、

 横方向の基点が(左内法→中→右内法→右外側→左外側)に変更でき、

Shift左AM11時[方向変更]なら、ドラッグ毎に、トグルで、

 縦方向の基点が(上見込→下見込→中)に変更できます。

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2008年11月27日 (木)

My Clock Menu-23

6.左PM6時[【全】属性取得] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM6時【全】属性取得」を仕込んでます。

 「属性取得」と「【全】属性取得」の違いと使い分けが、解かりにくいですが、

 線分の場合は、"長さ"や"角度"も、円の場合は、"半径"も取得できる事です。

※例えば、「円環ソリッド」などで、内側円の半径が解からない(測定していない)

 場合などに、左PM6時【全】属性取得 ドラッグにて、半径を取得できます。

 ソリッドコマンド→[円・連続線指示]ボタンクリック→内側円上で、左PM6時→

Zenzokuseisyutoku  

 外側円指示→「内側円半径入力」ボックスに数値が入力されている→OK

Utigawaenhankeisyutoku

Enkansolid

 円環ソリッドの作図操作を始めて、

 内側円の半径が解からず、始めから

 やり直した経験が、ありませんか・・・?

※半径取得は、標準クロックメニューなど

 右PM11時[線長 取得]でも可能です。

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2008年11月28日 (金)

My Clock Menu-24

7.左PM7時[*ハッチ] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM7時*ハッチ」を仕込んでます。

 「ハッチ」コマンドは、「範囲選択」でも記述しましたが、AUTOモード以外からの

 データ選択後に、左AM2時[ハッチ]にても、ハッチコマンドに入れます。

#            |   |   百位 0:無指定 1:AUTOモード以外のときデータ選択後
#            |   |                     左AM1時データ整理左AM2時ハッチ
#            |   |   千位 0:無指定 1:データ選択後 - 左AM4時追加範囲
#            |   |   |                             (範囲選択を追加範囲に変更)
#            |   |   |                2:複写・移動時 - 左AM4時:追加範囲
#            ↓   ↓   ↓ 
SL_SET =  111  6   1111   0    0    1

Hattihanikara_3

S_COMM_0 =    00    10035    A2    1    1   -130    1    1    100 

 「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替距離」に (-値) を設定した場合、

 この値の絶対値以上ドラッグすると、【ハッチコマンド】では次のようになります。

 左AM0時ドラッグにて「クリアー」になる。

Hattikuria_2  「ハッチ」の特有クロックは、下記です。

 範囲選択後の左AM0時[選択確定]

 作図実行の左AM0時[作図実行]

                        角度反転の左PM0時角度±反転

Hattisentakukakutei_2  Hattisakuzujikko_2

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2008年12月 3日 (水)

My Clock Menu-25

8.左PM8時[*連続線] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM8時*連続線」を仕込んでます。
 但し、仕込んではいるものの、私は、あまり使用しないコマンドなんです。

 「連続線」の特有クロックは、右AM0時[円上点&終了]があります。

Enjyoutensyuuryo

 このコマンドでも左AM11時[方向変更]は、下記の機能を備えています。

・[基準角度] の(角度)無指定→15度毎→45度毎のトグルでの切替

Renzokusenkakudokirikae

・□連続弧にチェックがある場合、[弧反転]クリックと同じ機能

Renzokusenkohanten_2

 また、Shift+左AM11時[方向変更]は、下記の機能があります。

・「基準点」の【基準点:前線終点】→【基準点:マウス位置】の切替
・□連続弧にチェックがある場合、[弧反転]クリックと同じ機能

※作図終了は、コントロールバーの[終了]ボタンクリックとEnterキーだけ・・・?
 rjさんから指摘がありました。→ 《同一点再指示で終了 マウス(L)》 でOK。

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2008年12月 4日 (木)

My Clock Menu-26

9.左PM9時[*中心線] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM9時*中心線」を仕込んでます。

  このコマンドの入り方は、1番目の線上からドラッグする事が、ポイントです。
 何も無い所での左PM9時では、[図形がありません] と表示されてしまいます。

Chusinsen

 「中心線」の特有クロックは、右AM0時[線・円交点]があります。 
 中心線を線分上で、ピタリと止めたい場合に有効です。([線]コマンドと同じ)

Chusinsensenenkoten

※ここで、「中心線」の"特殊な"使い方を紹介しましょう。

 「任意角度を持つ既存線分が有り、その線上の任意点から延長線を作図する」
 場合に、線分上で、右AM9時[線上点・交点]→任意点からAUTOモード作図→
 既存線上にて、右PM4時[線角度] で角度取得し作図するのが一般的ですが、
 「中心線」コマンドなら、既存線分上で、左PM9時[*中心線]→2番目線指示は、
 同じ既存線指示にて、任意点からその延長線(同じ角度)が作図できます。

Chusinsensenjyousen

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2008年12月 5日 (金)

My Clock Menu-27

10.左PM10時[*2線] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM10時*2線」を仕込んでます。

 「2線」コマンドの特有クロックには、下記があります。

 コントロールバーの[間隔反転] [1/2間隔] [2倍間隔] などをクリックせずに、

左PM0時[間隔×2] →Shift+左AM11時[方向変更]でも同じ機能(複線も同じ)

2senkankaku2bai

左PM1時[間隔反転] →ラーバーバンド状態の時にドラッグ

2senkankakuhanten_2

左PM6時[間隔÷2] →左AM11時[方向変更]でも同じ機能(複線も同じ)

2senkankakuhanbun

 のように、特有クロックを使用することをお奨めします。

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2008年12月12日 (金)

My Clock Menu-28

11.左PM11時[*寸法] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、左PM11時*寸法」を仕込んでます。

 「寸法」コマンドの特有クロックには、下記があります。 

 左AM0時[処理実行] →[一括処理]の場合の[実行]と同じ機能
Sunpoikkatusyori

 左PM0時[間隔反転] →引出線の[=(1)] [=(2)] 選択時の反転機能
Sunpokankakuhanten

Sunpokomand

 左PM1時[0°/90°] →[0°/90°]と同じ機能(右AM11時にも有り)

 左PM2時[ = ]     →[ = ]のトグルの切替と同じ機能

 左PM2時[リセット]  →寸法基準線指示後、[リセット]機能 (96sakaさんより)

 左PM3時[リセット]  →[リセット]と同じ機能

 左PM4時《半径》   →[半径]と同じ機能

 左PM5時『直径』   →[直径]と同じ機能

 右AM1時[寸法値 移動]→寸法値を移動([寸法値]ボタン→(R)と同じ

 右AM2時寸法値【変更】→寸法値を変更([寸法値]ボタン→(RR)と同じ

 右AM11時[0°/90°] →[0°/90°]と同じ機能(なぜ、この時間か?

※このコマンドでも左AM11時[方向変更]は、[0°/90°]切替も可能です。

 また、「文字」コマンド同様に、S_COMM_0 = の⑥番目の(-)値&下記の指定で、
左ロングドラッグで移動方向(X、Y、XY、任意方向)の指定になります。

#            AUTO , 線  , 矩形 , 円弧 , 文字 ,  点  , 寸法 , 2線 ,中心線, 連続線
COM_RV01=   0      3       3     3       4       3       4       3       3       3

※これで、LD_PM が終了。 次の第4章は、RD_AM です。 ---続く---

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2008年12月14日 (日)

第4章 My Clock Menu-29

やっと、新しい章に入ります。 第4章は、クロックメニュー(1) (RD_AM)です。

0.右AM0時[円周1/4点] -固定コマンドの場合

 右AM0時は、「円周1/4点」固定。 (標準クロックでは、[鉛直・円1/4点]など)
 コマンドというより、この時間は、特有クロックとしての[基点変更《Read》] や
 [確定 基点《Read》] などで、頻繁に使用する時間です。

#               |    |    |  ④円周1/4点読取りを、円周1/8点読取りにする
#               |    |    |  (0:円周1/4点読取り  1:円周1/8点読取り)
#               |    |    |   |
#               ↓    ↓    ↓   ↓   
S_COMM_2 =   0  -100   31   1    1    0    1    1    1

・ここで、「」の複写を[円周1/4点]基点で、コントロールバーノータッチ作図
 を試みて見ましょう。([基準点変更]ボタンを押すだけで良い話なのですが・・・)

 「複写」→範囲選択→円周上で右AM0時では、[確定 基点《Read》]となり
 「円周1/4点」にスナップできません。

Ensyu1_4enhukusya

 ちょっと面倒ですが、範囲選択→ダミー位置にて左AM0時[確定 基点(free)]→
 左PM4時[基準点変更]→円周上で右AM0時[円周1/4点]でスナップできます。

※ここで、ワンポイントアドバイスです。(これは、教科書に載っていません?)

 「複写」→範囲選択後、[Enter]キーを押す事で、「基準点変更」となり
 右AM0時[円周1/4点]でスナップできます。(キーを押したくない方は・・・↑)

Ensyu1_4enhukusya2

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2008年12月20日 (土)

My Clock Menu-30

1.右AM1時[*測定] コマンドの場合

 標準クロックメニューには無いコマンド 右AM1時*測定」を仕込んでます。

 環境設定にて、測定コマンドに入れば、[面積測定]になり、[距離測定]も
 同時に行える設定にしています。

S_COMM_6 =    50    2    0    0   60    1    1   20    0
#                                                        ↑   
#             ⑧十の位:測定コマンド選択時の項目指定 
#                              (無指定:0 項目:1~4) 

CU_SET =     1    0    3    2    1    1    1    1   11
#                                                           ↑
#⑨十の位:測定コマンドの面積測定で距離測定も同時に行う
# (無指定:0 指定:1) ([Shift]キー + [面積測定]ボタンの左クリックで指定切替)

Sokutei2

・「寸法」コマンドの特有クロックには、下記があります。 

 左PM0時[測定結果書込] →[測定結果書込]と同じ機能

 左PM1時[距離測定]     →[距離測定]と同じ機能

 左PM2時[面積測定]    →[面積測定]と同じ機能

 左PM3時[座標測定]    →[座標測定]と同じ機能

 左PM4時[角度測定]    →[角度測定]と同じ機能

 左PM5時[○単独円指定] →[○単独円指定]と同じ機能
       [( 弧指定]    →[( 弧指定]と同じ機能

※このコマンド」でも左AM11時[方向変更]は、下記の機能を備えています。
Sokuteihoukohenko

・距離/面積測定時は、【mm】/m の切替
・角度測定時は、【°】/°′″ の切替
・少数桁(0/1/2/3/4/F)の切替 → [Shift左AM11時]にて

※メニュー選択は、[!1ぬ] ["2ふ] [#3あ] [$4う] [%5え] [&6お] ['7や] [(8ゆ] [)9よ]
 キーが、左から順番に、リンクしているのは、My Clock Menu-19 と同じ。
 (Jw_cad 徒然草-3 こんな数字キー操作 参照。)

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My Clock Menu-31

2.右AM2時[*点] コマンドの場合

 標準クロックメニューには無いコマンド 右AM2時*点」を仕込んでます。

S_COMM_0 =    00    10035    A2    1    1   -130    1    1    100
 「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替距離」に (-値) を設定した場合、
 この値の絶対値以上ドラッグすると、次のようになる。
 【複線、面取、分割、属性変更、線、矩形、円、2線、中心線、連線、、接線、
    接円、ハッチ、建具平面・断面・立面、多角形、曲線コマンド】の場合

 左AM1~9時で線色変更、10時で線属性設定ダイアログ表示

 左AM11時で「線幅・実点半径を画面表示倍率に比例して描画」設定切替

 右AM1~9時で線種変更、10時で線属性設定ダイアログ表示になる。

Tensensyokuhenko_2

#               |   |   |   |   |  |⑦実点の画面描画
#               |   |   |   |   |  |(0:通常描画)
#               |   |   |   |   |  |(1:プリンタ出力の指定半径で描画)
#               |   |   |   |   |  |(最大半径100ドット)
#               |   |   |   |   |  |   |
#               |   |   |   |   |  |   |⑧実点のプリンタ出力
#               |   |   |   |   |  |   |(0:通常描画)
#               |   |   |   |   |  |   |(1:指定半径で書く)
#               ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  ↓   ↓   ↓   ↓
S_COMM_5 =   0    0    0    0    0     1    0    1    0

・「点」コマンドの特有クロックは、なぜかありません。

Ten1

 CtrlSPキーにて、[□仮点]のチェック切替ができます。
 (しかし、Ctrl+左AM11時[方向変更]は、できません・・・!)
※本当は、「点」は、AUTOクロックに仕込む必要があるんだろうか・・・?

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My Clock Menu-32

3.右AM3時[中心点・A点] -固定コマンドの場合

 右AM3時は、「中心点・A点」固定です。

 Version6.10 (2008/09/13)にて、
 メニューバーの設定とユーザーツールバーに[中心点取得]と[線上点取得]が

Chusintendaiarogu_3  追加される事になりましたが、私は、DOS時代から     

 右AM3時で、[中心点取得]をしてきました。

 A点の意味が解かりにくいのですが、もう一つの点と解釈

 すれば(四角形の対角点など)理解しやすいと思います。

    Chusintenaten


4.右AM4時[戻る] -固定コマンドの場合

 右AM4時は、「戻る」固定です。

5.右AM5時[進む] -固定コマンドの場合

 右AM5時は、「進む」固定です。

 「戻る」「進む」は、環境設定にて(使用する/しない)の設定ができます。

AC_COM =   2   240   240   240    80    80    250    0
#                                                             ↑
#                              ⑧クロックメニューの「戻る」「進む」の使用
#                                (0:使用する 1:使用しない)

 ※使用しない場合は、[キャンセル]となります。

Susumu_4       Modorumukou_4

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My Clock Menu-33

6.右AM6時[オフセット] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間ですが、右AM6時オフセット」固定です。 

 「オフセット」は、複写/移動/図形などの配置の際に、「基点」からの

 逃げなどの配置に有効です。

Offsetrei_2

Offset※オフセットには、「1回指定」と「常駐」が

 ありますが、私はにチェックしてません。

・「1回指定

 次の読取点指定時オフセット値入力状態

 になり、その次はオフセットが解除。

・「常駐

 読取点指定時は、必ずオフセット値入力

 状態となり、複写等の右AM0時[確定 基点]でもダイアログが出現します。)

Offsetjyouchu Offsetjyochukaijyo

※このチェックの有無は、個人差があるかもしれません? 私は、「こんな
 使い方で、(常駐)は便利です。」等、ご意見をいただければ幸いです。

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2008年12月21日 (日)

My Clock Menu-34

7.右AM7時[*複写] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、右AM7時*複写」を仕込んでいます。

 「複写」は、左AM7時「移動」-1-2 とほとんど同じクロック機能です。

・範囲選択後の基点取得特有クロックには、下記があります。

 左AM1時 確定 基点(free)   →自由点での基準点取得
 右AM1時 確定 基点≪Read≫ →読取点での基準点取得
Hukusyakakuteikiten

・範囲選択後の作図関連特有クロックには、下記があります。
(範囲選択前/後、属性選択・変更などは、My Clock Menu-8-9-10-11
 また、「図形」コマンドと属性設定・作図が似ていますので見比べて下さい。)

 左PM0時 【角度±反転】     →回転角入力数値の±反転機能

 左PM1時 [移動]          →「複写」と「移動」の切替

 左PM2時 [作図属性設定]    →[作図属性]ボタンと同じ機能

 左PM3時 [方向変更]       →[X,Y,XY,任意方向]ボタンと同じ機能

 左PM4時 [基準点変更]      →[基点変更]ボタンと同じ機能

 左PM5時 [マウス角]       →[角]ボタンと同じ機能

 左PM6時書込レイヤ・線色・線種で作図→SL_SET= ②の設定時間による

 左PM7時 ●書込線種で作図    →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM8時 ●書込線色で作図    →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM9時 ◇元レイヤ・線種     →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM10時●書込レイヤに作図  →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

 左PM11時●書込グループに作図 →[作図属性]ダイアログ選択と同じ機能

Hukusya6ji  Hukusya7ji
左AM11時[方向変更]は、文字通り、左PM3時[方向変更]と同じ機能です。

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My Clock Menu-35

8.右AM8時[端点移動] コマンドの場合

 標準クロックメニュー「伸縮」と同じに 右AM8時端点移動」を仕込んでいます。

 このコマンドは、「伸縮」の特有クロックとして、左AM8時にも設定されています。
 しかし、「伸縮」コマンド時間の2回ドラッグが面倒で、良く利用する機能ですので
 単独時間に仕込んでいます。

Tantenido

※標準クロックメニューの話に戻りますが、AMとAMに仕込んだ「伸縮」
 の違いは何でしょう・・・?

・左AM[伸縮]の場合は、「伸縮線」の選択の機能で、
・右AM[伸縮]の場合は、「伸縮基準線」の選択となります。

 しかし、AUTOモードに仕込んだ場合、標準クロック左AMの機能と同じです
 ので、私は、左AM8時に「伸縮」を、右AM8時に「端点移動」を振分けました。

 

9.右AM9時[線上点] -固定コマンドの場合

 右AM9時は、「線上点」固定です。

 標準クロックメニューと同じ 右AM9時[線上点・交点]です。

 これも、Version6.10 (2008/09/13)にて、[中心点取得]と同じで、
 メニューバーの設定とユーザーツールバーに[線上点取得]が追加されました。

 「線上点」の次の≪交点≫にて、読取りポイントにスナップできる機能です。

Senjyouten1  Senjyouten2_3

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2008年12月23日 (火)

My Clock Menu-36

10.右AM10時[消去] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、右AM10時消去」を仕込んでいます。

 AM10時「*消去」と違うのは、[*]即ち[継続)]を付けていません。

 左AMと右AMの違いは、「部分消し」と「全消し」なのですが、右AMを

 「*消去」とすると、継続しているのを知らずに、AUTOモード「複線」の

 クリックのはずが、線分の「消去」になってしまうのを防いでいるんです。

  左AM「*消去」の場合は、左AM11時[方向変更]などにより[一括処理]

 などの「割込クロック」が使用できますが、右AM「消去」の場合は、目的の

 箇所の「範囲選択」から、一発で「全消し」の手法を取る場合が多いです。

Syokyomigi

  また、込み入った箇所などで、文字など(ソリッド、ブロック)を一つづつ削除

 する場合に、文字をつまんでAM10時ドラッグをします。(ごみを捨てるように)

Syokyomigi2

※私の場合、「部分消し」は、左AMから、「全消し」の場合は、「範囲選択
 から右AM。 込み入った箇所の文字などの「削除」の場合は、右AM
 つまんで放り投げ(ドラッグ)のような使い方が慣れてしまったようです。
 もちろん、AUTOモードの「消去」も有り、いろいろと使い分けています。

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My Clock Menu-37

11.右AM11時[*複線] コマンドの場合

 標準クロックメニューと同じ時間に、右AM11時*複線」を仕込んでいます。

 AUTOモードの「複線」との違いは、一回でコマンドが終了せず「複線」コマンド

 が継続できる事です。「連続」複線などは、AUTOモードではできません。

 また、仕込みの違いは、右AMは、常に「前回値」を踏襲する事です。

Hukusen1

・「複線」コマンドの特有クロックには、下記があります。 

 左AM0時[選択確定]    →範囲選択後の場合の[選択確定]と同じ機能

 左AM0時[-線属性設定-] →[線属性]ダイアログ出現 (一般的複線の場合)

 左AM3時【端点指定】    →[端点指定]と同じ機能 (free点から作図)

 左PM0時[間隔×2]     →複線間隔数値の2倍 (2線コマンドに同じ)

 左PM6時[間隔÷2]     →複線間隔の1/2減 (2線コマンドに同じ)

 右AM3時【端点指定】    →[端点指定]と同じ機能 (Read点から作図)

 右PM1時[間隔取得]    →既存線の間隔の取得機能(95:間隔取得と同じ)

Hukusen2bai Hukusen1_2

・このコマンドでも左AM11時[方向変更]は、[間隔÷2]と同じ機能で、
 Shift+左AM11時[方向変更]は、[間隔×2]と同じ機能です。
 (ちなみに、Ctrl+SPキーは、[複線間隔]欄の反転表示数値の削除

※複線の「連続」複写は、[連続]ボタンを複写回数だけ、クリックしますが
 タイル割のように、多数連続する場合は、[連続]ボタンを押し続ける
 マウスボタンを離すまで、複写し続けることができます。

※これで、RD_AM が終了。 次の第5章は、RD_PM です。 ---続く---

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